伊丹市制施行80周年 生誕140周年 熊谷守一展 わたしはわたし
2020年6月23日(火)ー7月31日(金)
単純な形態と明瞭な色彩を特徴とする画風「モリカズ様式」で人々を魅了しつづける画人・熊谷守一(1880-1977)。
明治・大正・昭和を貫く9 年の生涯と、70年を超える画業を全うし、その風貌と人柄から「画壇の仙人」「超俗の画家」と呼ばれています。しかし、この世俗から離れたイメージが独り歩きし、時に作品そのものへの評価と混同されることもありました。
そこで本展では、熊谷がどのような人生を歩み、どのように絵と向き合ったのか、その真の像を改めて見つめなおします。画業を辿る上で欠かせない代表作と、近年になって所在が明らかになった逸品を中心に、油彩画・日本画・書の約200点を通して、あるがままの「自分」を貫いた稀代の画人に迫ります。
★新型コロナウイルス感染症拡大の状況下での展覧会実施にて下記の作品について変更があります。何卒ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
*出展中止
《地蔵尊》1944年, 油彩・板
《畳》1960年, 油彩・板
《風若葉》1974年, 油彩・板
《白猫》1963年, 油彩・板
《黒つぐみ》1966年, 油彩・板
《鳩》1967年, 油彩・板
《白薔薇》1966年, 油彩・板
《豆に蟻》1958年, 油彩・板
《熊蜂》1972年, 油彩・板
《山ぶどを》1969年, 油彩・板
《土塊》1965年, 油彩・板
*展示作品変更
《櫻》1968年, 油彩・板 → 《櫻》1972年, 木版・紙, 天童市美術館
《無一物》1975年, 墨画・紙本 → 《無一物》制作年不詳,墨画・紙本, 個人蔵
展覧会情報
会期 |
2020年6月23日(火)ー7月31日(金) |
会場 | 伊丹市立美術館 |
休館日 | 月曜日 (ただし翌日休館) |
開館時間 | 10:00〜18:00(入館は17:30まで) |
入館料 |
一般800(700)円、大高生450(350)円、中小生150(100)円 |
主催 |
伊丹市立美術館[公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団/伊丹市]、 神戸新聞社 |
共催 |
伊丹市教育委員会 |
監修 |
池田良平(天童市美術館) |
関連イベント |
(新型コロナウィルス感染症拡大により全て中止) 対談「わたしが好きな熊谷守一」 映画上映会「モリのいる場所」 |